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2018-05-29

時間は作るもの。1時間半かけて登園したお話。

残り時間を意識した時、人は行動する

こんにちは。にちにち寫眞(にちにちしゃしん)フォトグラファーの山本ミニ子です。

私事ですが、今月末から夫が海外に単身赴任になりまして、その辞令が出た先月から突然、

夫が子どもたちと遊ぶようになりました。

ここ数年激務で常に疲れ切っており休みの日はとことん寝倒していた夫も、

可愛い盛りの子どもたちと離れ離れになるという現実を前に時間が惜しくなったんですね。

そう、人は残り時間を意識した時に行動を起こすもの。

でも、本当はそれでは遅いんですよね。

 

実は私も、以前にこんなブログを書いておきながら、日々の忙しさにかまけて上の子との時間がなかなか取れずにいました。

最近の我が家は、以前に増して子どもたちによるママの取り合いが激しく、

そんな時はいつも「けんかをやめて」by 竹内まりや を歌うのですが、大真面目にママを奪おうとしている息子は茶化されて腹が立つのか更に大暴れ。
(その割にちゃんと聴いているようで、この前息子がショッピング中にいきなり「けんかをやめて〜 ふたりをとめて〜 わたしーのためーにー あらそーわないーでー」と大声で歌い出し、店員さんにクスクスされ大変恥ずかしい思いをしました。)

で、どうしても上の子を諭して一旦我慢してもらうことが多いのだけれど、その埋め合わせをする前に時だけがどんどん過ぎていくことが気になっていました。

 

そして、ある春の日のことです。

外はとってもいい天気。桜も見頃でこんなに気持ちがいいのに、なんてもったいないことをしているんだろう、

今年はじめに立てた目標、子どもたちに親独り占め時間を設ける、があまり達成できてないなぁと、居ても立ってもいられなくなりました。

とはいえ、なんだかんだで夫も私も春の繁忙期、なかなか休みも取れない状況です。

しかし、時間は作るもの。

ちょっと早起きして一人ずつ連れ出しちゃえばいいのです。

ひとまず、息子を「朝の大冒険」に誘ってみました。

 

早朝の大冒険

息子5歳4ヶ月。

桜が満開の、ある晴れた春の日の早朝、 7:40、出発。

保育園の荷物とカメラを持ってマンションの階段を降りたら、いつもと反対方向の道へ。

冒険の始まり始まり。

一度も通ったことのない道を抜けて。

よく行く公園も、この時間なら独り占め。

9:10 保育園に到着。

ちょっと遅刻したけど、まあいっか、と思えた朝。

 

 

残り時間は、思っていたより短いかもしれない

そんなこんなで大冒険は楽しく終了。

息子はとっても楽しかったようです。

 

二人きりなので私は写っていないのだけど、手を繋いだりお話をしたりブランコを押してやったり、濃密な母子の時間でした。

機会があったら、いや、機会を作って、

今度は誰かに撮ってもらおうと思います。

そして、それは早ければ早いほどいい。

なぜなら、残り時間は、思っているよりずっと短いことがあるから。

 

保育園に着いて上履きを履き終わると、お決まりの儀式をしてくれた息子。

両手でジャンプタッチを5回ぐらいして、

ママのお顔にチューを、右ほっぺ、左ほっぺ、おでこ、唇、また右ほっぺ、左ほっぺとして、

またジャンプタッチを5回ぐらいして、元気に教室に入って行きました。

この数日後、いつものようにこの儀式をやっているとお友達がわらわらと寄ってきたのを気にして、

「もう5歳組さんになったから、保育園でママにチューとかしてたら恥ずかしいかなぁ」と言ったのです!!

ママ、大ショック。

このしつこいぐらいのタッチとチューの儀式、写真にも動画にも収めていないのに、もうやらなくなってしまうの!?

(実際は今もやってます。でも、やらない日も増えました。)

そして、最近は、お友達と遊ぶのが本当に楽しいようで、

家にいてもお友達の家に行きたい、お家に遊びにきて欲しい、お泊まりをしたい、と毎日言うように。

待って待って!

「家族より友達」になるのって、中学生ぐらいからじゃなかったの!?

いつか、そのうち…と思っている間に、状況は変わっていってしまうもの。

だから、思い立ったその時に、行動しなければならないのですね。

 

今しか過ごせない時間を意識しながら、今しか撮れない写真を撮りたいぁと、また強く思ったのでした。

 

 

 

お知らせ

さて、既にお伝えしていました通り、本日5月29日が値上げ前の予約受付最終日になります。

お問合せや新プラン移行への準備でただいまかなりバタバタしておりまして、

通常よりお返事に時間がかかっておりますが、順番にお返事いたしますのでご了承ください。

今年七五三、お宮参りをご予定の方も、この機会に是非お問い合わせくださいね。

お待ちしております!

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