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2020-05-16

終わりが来ることを知っているから、この日常を残したい

まずは、近況報告と今後の営業予定について。

こんにちは。にちにち寫眞(にちにちしゃしん)フォトグラファーの山本ミニ子です。

緊急事態宣言が延長され、東京での解除はまだしばらく先になりそうです。

にちにち寫眞としましては、引き続き不急の撮影はお休みさせていただくこととし、再開の時期は慎重に検討の上、追ってお知らせいたします。

お問い合わせや秋以降のご予約、ご相談、アルバムキャンペーンは変わらず稼働中です。

どしどしご利用くださいませ!

 

さて、自粛生活も1ヶ月を超え、非日常はすでに新しい日常へと変わってきた感がありますが、皆さまいかがお過ごしですか?

我が家も家族4人、試行錯誤しながらもなんとなく家での距離感や過ごし方のコツも掴めてきたように思います。

仕事中は、夫のリモート会議の声と息子のポケモンに関するマシンガントークと、

ゲーム実況動画の音声と娘のプリキュアのセリフ(雄叫び?)がBGMです。とにかくめちゃくちゃうるさいです。

うるささを避けて仕事部屋にこもっても、何度も何度も些細なことで呼び出されるのでとっても非効率な環境です。

それでも割と平常心を保ちながら、生活全体で見るとむしろ普段よりストレスフリーに過ごせております。

△▽動画配信、ゲーム三昧。リモコン操作もタブレットのいろんな機能も勝手に覚えるデジタルネイティブたち。

▽窓からの風を受けてプリキュアになりきる娘4歳。

▽洗濯物を片付けるお手伝いの時は、パパの服をかぶって泥棒になり、お仕事を邪魔しに行くのがお約束。

 

子どもの宿題を見るのは、うちの子みたいなタイプの場合、超、大変!ですがそこは夫と手分けできるのと、学習の様子って普段ほとんど見られないのでいい機会だなぁと思ったり、

 

家の中をより「お気に入りの空間」に近づけるべくあれこれ整えたりする作業はとても楽しかったり、

 

在宅ワークになった夫がこれまでかけていた往復4時間の通勤時間を家事育児に全振りしてくれているので、

私的やりたくない家事N0.1の料理から解放された(3食+おやつ、自動で出てきます!!天国か!!)ことが快適この上なかったり、

毎日のおやつ作りやふらっと出る日中のお散歩は、風の心地よさや普段忙しさにかまけてサボりがちだった子どもたちとの向き合い方を思い出させてくれたりしています。

△フルーチェとゼリーは子どもたちだけでも勝手に作ってくれるのでヘビロテ。

 

△相変わらず何かワザ的なものを放出している。

△▽非常によく見る光景。とにかく余計なことをしてくる兄に泣かされまくる妹。

 

私はといえば、GW前後は流行りのオンライン飲み会(といってもジャスミン茶をお供に)に参加したり、

写真関連のスキルアップのため、オンラインのセミナーやトークイベントなどに夜な夜な参戦。

(流石にちょっと疲れてきたので最近はSNSも控えめにしてたらinstagramを2週間も放置してしまい、それはちょっと反省。)

納品作業もついに全て終えてしまったここ数日は、ひたすら我が家の写真整理に向き合っておりました。

 

ちょうど昨夜、2019年撮影分のインデックスブック、100ページ×4冊にまとめ終えたのですが、

時間差で気づく当時の我が子の異常な可愛さよ…!

△これはカメラのホコリを掃除するブロワーというやつで、なぜか気に入っていつもお腹に吹きかけてました

△珍しくお兄ちゃんが自分から絵本を読んでくれてるのにすぐ飽きてしまって、「もう!聞かないなら読まないよ!」と理不尽に怒られる直前の図。

△マスクの装着方法を盛大に間違えている。マスク不足の今やったら炎上するぞ。ズボンが前後逆なのもツボ。

△押入れに入って遊ぶのがブームだった頃。

△パパがスマホゲームを教えるまで、図鑑に夢中で自作のメモをいくつも作っていた。夢は博士だったけど、今はポケモンマスターかも。

△ママのお化粧マネマネ。

△▽図鑑も何も見ずにデータを書けるほどの恐竜オタクだった頃。

△波との戦いに挑む6歳。

▽初対面の小学校高学年のお姉さんたちに「ねえ、かくれんぼしない?」と声をかけ誘う鋼のメンタルの娘。(そしてこのあと実際に遊んでもらってました)

スマホと一眼レフの全データを時系列に並べて粗くセレクトするだけの単純作業のはずが、

1年分幼い子どもたちの可愛さと、思い出される萌えエピソードにいちいち悶絶してなかなか進みませんでした。

 

そしていつも気づくのです。

きっと今この瞬間の子どもたちの姿、来年の私はもう思い出すことしかできないのだ、と。

 

そうしたら、このうるさくてうるさくて変わりばえがなくて20分おきにおやつを要求される毎日も、大切に生きようという気になってくるものです。

 

世の中が大変な中、語弊があるかもしれませんが、

なんだかんだで、この生活、我が家にはとっても合っています。

もちろん早く終息してほしいけど、終わってしまうときっと寂しい部分もあるんだろうなぁとセンチメンタルな気分にもなるのです。

願わくば、この事態で取り戻せた大切なものを、事態収束後も良い形で継続できればと思います。

 

 

 

 

日常撮影ブログ強化週間始めます

さて、親バカ写真を大量に垂れ流しましたが、にちにち寫眞のお話に戻ります。

出張撮影というと、一般的には七五三やお宮参り、記念日などのイベント撮影が主なフィールドだと思うのですが、

にちにち寫眞では、お家や普段過ごす近所の遊び場などの日常シーンも積極的に撮影しています。

実はその中でも、本来の3〜5月は、復職に向けて残りの育休期間を惜しむべく、子どもたちとの時間を写真で残したいという、日常撮影のご依頼がとっても多い時期なのです。

私は子育て開始とフリーランスになった時期がほぼ同時だったので、育休というものをほぼとったことがないのですが、

育休が終わってしまう時の寂しさを、たくさんのお客さまから教えていただきました。

子どもたちを家で見ることになった今は、なんだか夫婦揃って遅れてきた育休を取っているような感覚になることもあり、

近いうちまた再開する、家族別々に日中を過ごす日々を思いながら、この毎日を忘れたくないなぁと思っています。

今年はこのような事態になり、私の得意とするお客様のお家の中での撮影がほとんどできておりません。

それは、仕方ないです。

そして、焦ることでもないと思っています。

いつご依頼いただいても、きっと素敵な写真になるので、この事態が収束したら、ぜひ撮らせてください。

 

それまで、皆さん自身でも日常のお写真をたくさん残していただきたいですし、

よければにちにち寫眞の日常撮影も参考にしてもらえればと思います。

とはいえ、これまで掲載許可をたくさんいただいていながら、ほとんどご紹介できていない状態です。

そこで、これから5月末までの間に、「日常のフォトストーリープラン」で過去にお撮りしたお写真のご紹介をたくさんしていこうと思います。

 

一つ一つの撮影に思い入れがあり、きっとすごく時間がかかるのですが、頑張って毎日…、いや、2日に1本ぐらいは書くつもりです。

我が家で撮ったらどんな感じかな?どんなシーンが撮れるかな?と妄想しながら、楽しんでいただきたいです。

時々、お家で自分で撮るときのちょっとしたコツなどもお伝えできればと思います。

どうぞ、お楽しみに!

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