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2020-10-11

我が子を撮るのは難しい。娘の七五三撮影、三回目を諦めていない話。(後編)

こんにちは。

にちにち寫眞(にちにちしゃしん)フォトグラファーの山本ミニ子です。

 

前回は、昨年の桜の季節、娘の七五三撮影を頼んでいたのだけど天候不良で諦め、日を改めて自分で撮ったけど10分しか撮れなかったというお話でした。

今回は、そのリベンジのお話にお付き合いください。

娘の七五三、2回目。

春にもお願いした友人フォトグラファーと、2度目の約束をしたのは暑い夏、忙しい秋、寒さ厳しい冬を越えた、ミモザの季節のこと。

ウキウキしながら迎えた当日の朝、
娘、ぐったりしている…!!

しばらく様子を見るも回復せず、友人にはまさかの2度目のリスケのお願いをするも、すでにいい季節でなかなか予定が合わず、またもや一旦キャンセルとなってしまいました…。

その翌々日だったかな。
すっかり元気になった娘と、よく晴れた空。
これは、また自分で撮るしかないよね、と娘と二人だけで撮影を決行したのでした。

 

△姿見で出来上がりをチェック

春の撮影からちょうど11ヶ月、次の月には4歳になるというタイミング。
随分大きくなりました。

 

いざ、車でちょっとの公園へ。

△勝手にポーズを決めてくれるように。不自然なのもまた良い。

前回とは打って変わってノリノリの娘。

とはいえお草履は早々に脱ぎたがり、お腹も空いたと訴えてきます。

 

△おでこの形が私の母と祖母にそっくりです

スニーカーに履き替え、グミを食べると、元気復活。

興味は遊具に移ってしまいましたが、それもヨシとします。

スニーカーでその子らしさが戻るなら、私は全然いいと思うのですよね。

むしろこれが許されるの、子どもだけ。ちぐはぐがまた、可愛いと思うのです。

お草履ショットも少しは撮れてますしね。

動きやすくてどこまでも行ってしまうので、追いかけるのは大変ですが。

△階段もなんのその

△演出したポーズより、こういう自然に出た行動が可愛いと思ってしまいます

△▽もちろん、時々立ち位置とか目線とか演出してみたりもするんですけどね。

△でもやっぱり自己流ポーズを出してくれる瞬間が好き

△どうやらこれが当時の本人にとっての渾身の可愛いポーズみたいです。可愛いと思ってやってるところが可愛い。頼まれもしないのに何度も披露してくれます。きゃわ。

▽撮影のお供のお菓子として、グミは優秀です。汚れないし、一口でいけるし。お客様にもオススメ。

前回の反省も踏まえて、帰りの道中もしつこく撮ってみます。

お着替えから約2時間。最後はさすがに疲れたのか、怒り出しました。

そして玄関で脱ぎ出す娘。前回は外で脱いでたことを思えば、これも進歩です。

お疲れ様でした。

 

 

前回よりは満足、それでもやはり。

こうして娘の2回目の七五三撮影が終わりました。

 

撮った写真はまたしても台紙のサンプルに。

 

自分としては、11ヶ月前とは違った姿、

特にこの頃の娘らしさが全開の写真がたくさん撮れたことに関しては一旦満足しました。

でも、心残りは、やはり家族みんなで写った写真が残したかったな、と思うのです。

 

そして何より、お願いしていた友人の目を通してみた娘の七五三を見てみたかった。

 

この後何度か友人とスケジュール調整をしてみたのですが、お互い春の繁忙期であり叶わず、娘は4歳になってしまいました。

でもいいんです。

4歳になってからの七五三、お客様の撮影でも同行したことがありますし、

御祈祷もちゃんとしてくれます。

 

今の娘は、お姉さんぶった言動と甘えたがりのギャップがたまらない、ますます可愛い姿をしています。

着物を着せたら3歳の頃とはまた全然違った感じになるだろうなぁと、妄想も膨らみます。

 

(ちなみに、撮影をお願いしていたのはこのブログにも何度か登場している、ナガシマアサコちゃん。

最近は広告や新しい写真館などますます活動の幅を広げていてますます売れっ子に。はぁ、いつか、必ず撮ってもらわねば!)

 

そんなわけで、実はまだ3回目の撮影を諦めていない私なのでした。

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