映えても映えなくても写真は最高。ハロウィン撮影2021の報告と秋冬撮影会の予告。

みなさま、Happy Halloween!

山本ミニ子です。

 

七五三の投稿が続きましたが（そして下書きがまだあと4本ありますが…）、
一旦お休みして、今年もフォトグラファー仲間で行った恒例のハロウィン内輪撮影会について書きたいと思います。

 

「我が子の撮影は難しい」を常日頃実感しているフォトグラファーたちが、

渋る子どもたちをどうにかこうにかお菓子で釣りまくりおだてまくりで続けてきたこの企画ももう４回目。
（こちらは過去３回分の記事。）

 

普段我が子で「映える（バエる）」写真を滅多に撮らない私にとっては年に一度、全く違う脳みそを使う息抜き的イベントなのですが、
今年はついに小三の息子が、一人ポケモンGOに興じる時間と撮影で貰えるお菓子を天秤にかけた結果「行かない」と言い出しました。

 

子どもがこういう撮影に付き合ってくれるのも期間限定！

と昨年のブログで書きましたが、
早くもその時を迎える結果に。

 

寂しいけれど、これも成長の証ということであっさり諦め、今回は５歳の娘と二人で参戦してきました。

▽10月の平日、15時半頃からスタート。

実は昨年まで使っていたお花たっぷりのお庭は夏で閉園になってしまい、今年は新しいロケ地の開拓がテーマでした。
行ってみたのは、桜の時期にたまにロケのご依頼をいただく川沿いの某公園。

お天気も良く、夕方の刻一刻と変わる光の中、楽しく撮影できました。

最近の娘は、空前の「お写真撮って欲しい期」に突入。

以前からいざ撮影となるとノリノリでポーズを決めたりはしていましたが、

直前まで乗り気ではなく、お菓子でどうにか拝み倒して機嫌を取りつつ短時間勝負で撮影という感じだったのですが、

今回は自ら前のめりで衣装や小物を選び、何日も前から楽しみにしていました。

▽風が強くて帽子を飛ばされそうになりながらも、ずっと機嫌よく撮影。

 

 

▽良い感じに陽が落ちてきた頃合いで、私の好きなダークな雰囲気に挑戦。

 

さて、私のフォロワーさんならお気づきかと思いますが、

私は正直子どものコスプレ写真やいわゆる「映え写真」というのは親のエゴだと思っているタイプであります。

血眼になってまでハイクオリティーを目指して撮るのもではないよね、

まぁ撮れたらラッキーぐらいのスタンスでいるのがちょうど良いよね、

てな感じのつもりでおります。

 

しかし今年は写る側がとっても乗り気だったので、

こういう撮影なら「素敵な画」を目指して粘ってみてもいいかも？

と思えた楽しい撮影でした。

そして思い返してみると、

我が子「映え系」のお写真が上手なフォトグラファーさんの中でも私の敬愛する方々は、

この辺りの協力関係がきちんとできていて、

決してお子さんに無理をさせるようなことはしない人たちだなぁと改めて気づかされるのです。

 

今回息子が一足先にコスプレ撮影から卒業しましたが、

今後娘が撮らせてくれなくなった時も、

あっさり引き下がれる親でありたいなぁと思った今年のハロウィンでした。

 

 

とはいえ！

やはりそもそも私の持ち味としては、「映える写真」よりこういうのが真骨頂だと思うのですよね。

こちらは保育園のハロウィンデーの朝、張り切って着替えた娘に子ども部屋で「お写真撮って」と言われて撮った一枚。