2020年の七五三事情と、シーズン外の撮影について
2020年の七五三事情
こんにちは。
にちにち寫眞(にちにちしゃしん)フォトグラファーの山本ミニ子です。
日に日に秋らしさが増してくるこの頃、
七五三のご相談も佳境に入ってまいりました。
その中で、「こんな状況だけど撮っていただけますか?」と心配される声もちらほらいただくのですが、
はい、にちにち寫眞は今年も例年通り、先着順でいつでもご予約を受け付けております。
ただし今年はコロナウイルスの流行の懸念もあり、七五三の段取りを決めるには例年より注意が必要かもしれません。
具体的には、
●シーズン中の神社で人数制限、時間制限が出される可能性
●これまでの当日随時受付、複数組での合同祈祷から、事前の完全予約制、一家族ずつの祈祷になる可能性
などがあります。
もともと秋の神社やお寺というのは、七五三詣りのほか観光客も多く、かなり混雑します。
秋の土日祝日の神社の人出をちょっと想像してみてください。
しましたか?
…はい、甘いです。その3倍はいます。
拝殿前や参道は「蜜」になる可能性が高く、各所で何らかの対策がなされることは間違いないでしょう。
今年の秋のお参りをご検討中の方は、ぜひお早めに、お参り先に今年の状況をお問い合わせいただくことをお勧めします!
そもそも七五三の撮り時とは?
そもそも七五三の撮り時はいつなのでしょうか。
七五三詣りは伝統的には11月15日とされており、神社やお寺も大々的に七五三受け入れ体制を取っているのは10、11月の2ヶ月間というところが多いようです。
しかしこの時期でなければお参りできないかといえばそんなことはなく、これまでの経験上、
事前に問い合わせていればシーズン外でも七五三の御祈祷をしてもらえるところがほとんどかと思います。
そして、撮影面でも、シーズン外のお写真にはメリットがたくさんあります。
まずはなんといっても混んでいないということ。
混んでいないことの良さは、背景に知らない人が映り込みにくいという直接的な利点だけでなく、
視界に動くものが少ないのでお子さんの気が散りにくいということ、
スケジュールが予定通りに進みやすく、大人も余計なストレスが発生しにくいというメンタル面でのメリットが大きいです。
(大人が機嫌よくいるということの大切さについては、こちらの記事「七五三撮影で気をつけること」でも触れております。ぜひご一読ください。)
それから、シーズンにこだわらなければ、
好きな季節のお花などと撮ったりお子様のお誕生日の時期と合わせたり、ご家族のご都合やライフイベントに合わせた撮影もできます。
桜や新緑の時期、冬の柔らかい光の中での七五三撮影も、とってもいいものですよ!
我が家も息子と娘の七五三を経験しましたが、シーズン中はお客様の撮影で精一杯なので、毎回思い切り時期をずらして撮影しています。
次回はその娘の季節外れの七五三の写真を紹介しようと思います。
それに続いてこれからしばらく、ブログでは溜まりに溜まった七五三撮影のご紹介をしていく予定です。
どうぞお楽しみに。